運輸安全マネジメント
の取り組み

CSR

2006年に弥富事業所(旧飛島営業所)、2010年にセントレア営業所、2019年に藤前営業所が安全性優良事業所(Gマーク)を取得し、2021年には10年継続企業として表彰されました。また、ISO39001「道路交通安全マネジメントシステム」の認証も受け、さらなる道路交通安全に努めています。

2022年度 道路交通安全方針(RTS方針)

名古屋陸送株式会社は、「輸送の安全」を企業活動の根幹とし、「無事故・無違反」を常に心がけ、顧客及び関係会社に「安全・安心」を提供いたします。またこの活動を邁進することにより社会に貢献いたします。

  • 01 道路交通安全に関わる法令、社内規則及びその他要求事項を順守します。
  • 02 道路交通安全を確保するために目標を定め、定期的に見直し、具体的に改善策を講じます。
  • 03 PDCAの手順にて、改善策の有効性のチェックと改善を確実に推進します。
  • 04 道路交通安全マネジメントシステムを継続的に推進するために、取組体制、仕組み、手順を確立します。
  • 05 道路交通安全方針を、安全教育を通して、当社社員全員に周知し、社会には広く、開示します。

主な取り組み

  • IT点呼の導入

    24時間365日、対面での点呼を実施しています。車両保管場所を増設したことを機に弥富・セントレアでIT点呼を導入。本社で情報の一括管理をしています。 画面を通して運行前後の乗務員の健康確認、免許証携帯の有無、天候、乗務員への個別指導を行っています。必要な場合にはドライバーの交代を指示するなど、安全・確実な輸送を第一に考えています。

  • アルコールチェック

    運行管理者は乗務前にドライバーと面談し、健康状態をチェック。運転の開始前には必ずアルコール検知器による飲酒の確認をしております。検査の結果を速やかに判断し、重大事故への未然な防止、法律の遵守、社会的な信用の維持に努めることを目的としております。名古屋陸送ではドライバーのみならず全社員へのアルコール検知器による飲酒の確認も実施しています。

  • 血圧計の測定

    全営業所に血圧を測定することができる血圧計を配置をしております。運行前や休憩時などに測定を行うことでドライバー個々の健康管理の意識と危機管理能力を高めています。点呼時に健康状態の確認項目を設定することで生活習慣病も予防。体調面での定量的・定性的な判断を行い、毎日の義務とすることで全社員の日々の健康管理も心がけています。

  • 交通安全の全従業員への指導・教育

    普段から長時間運転を仕事とするトラックドライバーは、その場の状況に応じて運転の判断を迫られるため、運転や車両等の知識や技能を習得する必要があります。定期的な安全会議や外部研修、外部講師による教育、また個別面接などの様々な取り組みを実施しています。トラックによる重大事故を未然に防いでいく為に「安全教育計画」を遂行しています。

  • ふらつき防止装置・追突防止装置付車両への随時代替え

    各車両のフロントガラスに取り付けたカメラが前方車両・歩行者・オートバイ・車線を検知。衝突の危険が迫るとアイコンの表示とビープ音による警告を発することで、居眠り・ふらつき・疲労・脇見運転等による交通事故を防ぐことができます。走行安全システムは常に最新情報を入手し、毎年の車輛代替時に最新バージョンになるよう計画しています。

  • デジタルタコグラフ・ドライブレコーダーを全車に装着

    保有する全ての車両にデジタルタコグラフ・ドライブレコーダーを装着。日頃から安全に運転ができているか情報の集計をしております。運行にかかる速度、時間などをメモリーカードなどに記録。運転手が法定速度や休憩時間などを順守しているか随時確認を行い、さらに記録映像をKY活動の教材として使用することで社員の安全教育・意識の向上に役立てています。

その他にも、当社では積極的に先進機器を導入しています。

ISO39001「道路交通安全マネジメントシステム」の認証取得

当社では、2015年1月に、ISO39001「道路交通安全マネジメントシステム」の認証を受けました。

活動範囲

全社

適用範囲

弥富営業所(一般貨物自動車の運行及び運行管理)
関連部署:物流管理部、総務経理部、セントレア営業所IT点呼

認証番号

JQA-RT0045

Gマークの取得

弥富・セントレアに加えて、藤前営業所も2019年に取得。2021年には、愛知運輸支局より、弥富営業所・セントレア営業所が「安全性優良事業所」として表彰されました。この表彰は10年以上継続して安全性優良事業所(Gマーク)として認定を受けていることから、輸送の安全対策について高い評価をいただいた結果です。皆様から信頼を得られるよう、安全かつ的確な業務遂行を目指して運営を行って参ります。

人材育成システムについて

我々の考えるロジスティックサービスはお客様の環境に合わせた的確で柔軟な対応が必要不可欠です。
日々の配送クオリティの向上のため、礼儀作法からクライアントの配送時のルールの徹底、また配送業務における様々な問題のフィードバックとその改善を行うためのトライアンドエラーなど、独自の人材育成システムによって配送スタッフを育成しております。

各種資格・免許取得研修制度について

中型・大型・けん引免許の助成制度やフォークリフト・建設重機のオペレーター、クレーン・玉掛け、危険物や毒劇物取扱免許など何でも運ぶ当社に不可欠な免許取得をバックアップしてます。
また、一般管理事務では運行管理者試験をはじめやトラック協会や関係団体の一般セミナーにも参加していただきます。

輸送の安全に関する目標及び当該目標の達成状況

1. 事故削減目標

弥富・セントレア各営業所 合計

2023年3月末現在

重大事故 交通事故
目標 実績 目標 実績
2015年 0 0 6 17(8)
2016年 0 0 8 12(2)
2017年 0 0 6 15(7)
2018年 0 0 7 20(4)
2019年 0 0 8 7(2)
2020年 0 0 3 5(1)
2021年 0 0 2 11(5)
2022年 0 0 5 10(3)

※( )内は、無責事故
※2018年年度事故詳細 人身:0  物損11(5)
※ 重大事故は、自動車事故報告規則第2条に規定する事故をいう。
※ 交通事故は、重大事故を除く有責・無責のすべての事故をいう。

2. 関係法令及び社内規定の遵守を確保

関係法令及び社内規定(安全を管理する規定等)の遵守は、定期的に「自主監査リスト」でチェックし教育を実施します。

3. 輸送の安全に関する投資額(予算)

弥富・セントレア各営業所 合計

2023年3月末現在

主な項目 2023年度予算額
教育等に関する項目
安全教育費(安全会議費等) 600,000円
安全表彰経費 500,000円
設備及び機器等に関する項目
次期車載端末(ドラレコ・データの同期化)追加更新 1,800,000円
その他先進的な機器導入 2,000,000円
教育等に関する項目 ISO390001維持管理費用 1,000,000円

4. 内部監査

安全を管理する規定の遵守状況を把握するために、内部監査を全セクションにわたり年1回以上実施し、必要に応じて是正措置又は予防措置を講じます。

5. 社内各級会議

安全衛生委員会(月1回) 事故防止に関わる対策・方針の決定
全体会議(月1回) 事故防止委員会決定事項の周知徹底
安全会議(月1回) ヒヤリハット活動、危険予知訓練を通じてのドライバーへの教育
荷主等安全会議(随時) 安全輸送等の打合せ

6. 事故発生時の対応体制(名古屋陸送(株)RTSマネジメントシステム マニュアルより)

各営業部署は、緊急事態あるいは事故対応のテストを年に1回実施する。また、手順の有効性を検証し、「緊急事態対応テスト実施記録(N-008)に記録する」

自動車事故報告規則第2条に規定する事故に関する統計

年度 件数 年度 件数
2012年 0 2018年 0
2013年 0 2019年 0
2014年 0 2020年 0
2015年 0 2021年 0
2016年 0 2022年 0
2017年 0

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